合板を選んで貼る


木工所の新築工事現場は、内装へ入るところ。
もっとも内装と言っても、あくまでも工場なので、壁・天井共に合板を貼ったままの素地仕上げ。
だからクロスなどを貼るのとは違い、色気は無い。
でもだからこそ、丁寧に張りたい。
合板と一口に言っても、色や木目が様々だ。
赤っぽい合板もあれば、黄色の強い合板もある。
木目にしても違うし、節の多さだって全く違う。
合板を選んで貼る
だから何も考えずに貼ると、凄く適当に仕上た感じになってしまう。
そこで、なるべく色や木目を合わせて貼ろうと考え、貼る前に壁に並べて選択することにした。
大工さんには手間の掛かる作業を、お願いすることになる。
「F☆☆☆☆のマークも削り取りますか?」と聞かれたが、さすがに300枚以上使う合板全てマークを消して下さい、とは言えないので、そこは位置などを揃える程度でと、お願いする。
工場と言えども、気を使う所は気を使い、なるべく綺麗に仕上たいのです。