屋台の設計デザインを、依頼されている。
小田原で有名なお弁当屋さんが、弁当を並べて販売するための台を作り直し、装いも新たにイメージアップを図りたいとのこと。
売っている場所は小田原駅。
電車で観光に訪れた人が、一番最初に目にする場所。
そこに、目を惹く販売台を設置するという計画。
いろいろな制約があるので(予算も含めて)、遣れることは限られているが、厳しい条件の中で、なんとか頑張って製作している。そして本日、ほぼ完成したとの連絡を受け、見に行ってきた。
行ってきたのは製作を担当して下さった、小田原市内の「建久木工所」。
予算が無いと言いながらも、作っているのは腕の良い家具屋さんだったりする。
製作する屋台の移動は、まずは車で運び、駅で降ろしたら台車に乗せ、駅の構内を移動し、階段を上らなければならない。つまり、結構移動が相当大変!――ということ。
そこでパーツを五つに分解し、かつ移動が楽に出来るよう折りたたみ式にした。
まずは台を広げる。
足を伸ばすと、台になる。
台に天板を嵌め込むことで固定され、ぐらつく事が無くなる。
そして店の構えを造るために、台の左右に屏風が立てる。
その屏風に、メニューとなるお品書きと、店の看板が設置する。
写真は製作していただいた建久木工所の高橋さん。
屏風に取り付けるお品書き(メニュー)を、付けているところ。
屋台の組み立て方(解体の仕方)や重さ、メニューの取り付け方などを確認し、デザインの肝となる屋根を確認して、本日は解散。後は店の屋号を表す「のれん」を取り付ければ完成となる。
お披露目は、週末に催されている小田原市内のイベント会場か、あるいは4月1日の小田原駅か?
日曜のイベント会場に設置したいのだが、初めての設置が雨だと嫌なので・・・と言う意味。
完成形は、後日あらためてUPします。
ちなみにこの屋台には、昔懐かしい「捻じ込み錠」が取り付けられている。
これがこの屋台の重要な鍵・・・・・・だったりする(←ここ笑うとこです、はい)
面白そうなことなら、なんでも引き受けるスタンスなのです、はい(笑)