外構工事の大切さ

外構工事の打ち合わせ。当初の予定を一部変更して、植栽を含む外構工事の一部を別の会社に依頼することになりました。理由は植栽に関して、私の判断だけでなく樹木に強い専門家と相談しながら、外構工事をまとめたいと考えたから。

まれに家本体に関しては一生懸命考えるのに、外構に関してまったく考慮せず、「ひょっとして手を抜いたのか?」とさえ思える方が居ますが、それは間違いだと思っています。家の良し悪しを決めるのは、間違いなく外構工事の出来栄えに掛かっていると言っても過言ではありません。特に大切なのは植栽と外灯です。

植栽に関しては、季節感を大切にするのか、手入れはまめにできるか、陽当たりは良いか、家人が手入れをするのか、といった具合に様々なことを考えた上で決めるべきです。常緑か落葉かなんてことは当然の話です。緑が映える家こそ、家族で暮らす家だと思っています。

それ以上に大切なのは夜の灯りです。家人が家に帰る時、真っ暗な中を歩いて、玄関扉の前に来て初めてセンサーで明かりが点く。それでも何も無いよりはましですが、暗い足元を探り探り帰るような家は好きではありません。

家に帰った時に、迎えてくれるような明るさを見るだけで、一日の疲れが少しだけ癒される感覚が良いと思っています。ほんの少しだけ気を使うだけで、そんな外構は造ることが出来るし、それだけで家の完成度は格段に上がる筈ですから、今から家を建てる方は、そんなことも考えてみると良いと思います。