『ビブリア古書堂の事件手帳 4~栞子さんと二つの顔~』 三上延 著/読了


発売時に購入した本書を、今頃、読了。
TVドラマ化されていたので、なんとなく敬遠していた。
今回は「乱歩」がテーマとして扱われており、ミステリの入り口が乱歩だった私には、「分かる分かる!」と、相槌を打つ点が多く共感できた。ただし暗号物だったので、その点は少し辛かった。
なんせ「踊る人形」とか、大の苦手だったもので、はい…….。
昔、手話や点字の勉強をしたことがあるのだが、手話の勉強は長く続いたのだが、点字の勉強は直ぐに挫折した。たぶん暗号解析と似ているからだと思っている(笑)

とまぁ、そんなこんなは置いといて、軽妙な文章なので読みやすい事は確かです。
TVドラマを観ていなかったので何とも言えないが、たぶんそれとは別物だと思うので、ドラマを観て楽しめた方は、ドラマから本に入るも良し、ドラマを観てガッカリされた方には、本を読むとそのイメージを払拭できるかもしれない。一度、お試しあれ。