『宇宙のはじまりの星はどこにあるのか』 谷口義明 著/読了


中学生の頃、星を見ることが好きだった。
天体望遠鏡も持っていたし、天体写真を撮りたくて、初めて一眼レフカメラを買ったのもこの頃。
月刊誌『天文ガイド』を読みながら、何も分からずに「星、スゲェな~」と、幼稚に感心していた。
あの頃の星に対する興味の熱量が、もっともっと凄かったら、私も「ファースト・スター」を探していたのだろうか……。たぶん無いだろうが(笑)

今から135億年前に、宇宙で最初の星が生まれた――
そんな書き出しから入る本書では、宇宙の最初の星に迫ろうと論じられています。
「青い巨星」なんて言葉まで出てきますので、いろいろと楽しめちゃいます。
たまには子供の頃に帰って、夜空を見上げたくなる一冊です。