住宅って本当に難しい


今日も有休を取り、超大型連休真っ最中の方も多いことでしょうが、私は仕事。
28日の日曜は父の一周忌の法要に。
昨日は本棚の整理をして、未読・既読本の入れ替えをしていました。
未読本の、なんと多いことか!(笑)
昨夜、TV放送していた「ドリーム・ハウス」は、南足柄に建てられた家も放送されていたので観ていましたが、斜面地に建てる家は、計画案の妙も然ることながら、工事の大変さを見ているのが楽しいですね。いや、楽しいと書くと誤解されますが、「その大変さに興味をそそられる」と言う意味でね。
もう一軒のガラス張りの平屋の家には、賛否両論あるでしょうね。
リアルタイムでも、ネットでいろいろと盛り上がっていましたからね(笑)
でも個人的には、カッコ良い建物だったと思います。
疑問に思った点や知りたいことは多々ありましたが、「施主が、これで良い!」と言えば、それでOKなのですしね。
ただ、出来るなら、埼玉県の住宅地の中に建てるのではなく、目の前に海が広がる崖の上とか、深い森の中に静かに佇むといった体で建っていたら、もっとカッコ良かっただろうと思うだけ。
もっともそれだと、「ファンズワース」、そのまんまになっちゃいますけどね。
それと個人的には、網戸が無いのは辛いですねぇ~。
数奇屋建築のような和の建物ならば、蚊や虫もまた風情と理解しますが、鉄とコンクリートとガラスで造られた、まるでミースの設計思想をトレースしたようなモダニズム建築的な住宅の場合、日本の気候風土と建設予定地の住環境(地下に水脈のような水が流れる場所)を考慮し、最低限のカスタマイズが欲しかったと、思えてしまうからです。住宅を建てるのって、本当に難しいですよね。
今日は、どこからも電話が無いと思うので、のんびり図面を書くとします。