映画『ふたりのイームズ』を観てきました!


建築家チャールズと画家のレイ。
二人は結婚し、デザイン界に揺るぎの地位を確立した。
そんな二人の人生を、元スタッフや関係者、身内のインタビュー形式で語るドキュメント映画。
『ふたりのイームズ』 パンフレット
これは観て良かった。
映画は二人の出会いや、素晴らしいデザインが生まれた背景などを、イームズ事務所の元スタッフ達が語るところから始まります。チャールズとサーリネンとの関係や、レイと出会ったときのこと。その時に結婚していたチャールズの離婚や、レイと二人で始める夢と希望に溢れたデザイン活動の話。
スタッフの苦心談は、やがて二人の悪口に変わって行きます。
この時点で既に斬新な映画ですが(笑) 山場は後半にありました。
生まれて始めての酷評、チャールズの苦悩と挫折。
またレイが女性軽視の時代背景の影響から、チャールズの陰に隠れていた不遇の時代。
レイの不満やストレス。
そして極め付けは、チャールズの不倫。
チャールズとレイって、超ラブラブだと思っていました。
初めて知ったわ~!
チャールズはレイと別れ、別の女性と結婚しようとしていたのです。
そしてまさかの浮気相手のご本人登場!(笑)
当時のチャールズとの熱愛ぶりを赤裸々に語り、沢山のラブレターをお披露目(笑)
チャールズとレイ、二人の意外な一面を知ることができた、とても興味深い映画でした。
……いろんな意味で。