受信者に必要なもの

トリビアの特番で放送された、雑種犬の「飼い主が倒れたら、犬はどうするか!」の企画
も、実はやらせだったらしい!
ったく~、こんなもんまでやらせで作るなよなぁ~。とは言っても、あまりにも面白過ぎたから、まぁ、「やらせ」と言われれば、ある意味納得する。
でも情報の意図的な操作は、なるべくなら止めてほしい。その上で、受け手の柔軟さも養うべきだと思う。
いちいち反応して目くじら立てるということは、それだけ信用しているからで、「初めに演出有りき」のスタンスで受け取れば、そんなにダメージも受けないけど。
情報過多の現代は、受信者の感性と選択能力が問われる時代なのかもしれないね。
でもいい加減にしないと、報道を含めた全てのノンフィクション物まで「演出あり」と認識され、本当に大切な情報が、伝わらなくなる可能性が出てきてしまう。
ウェルズの「火星人襲来」のラジオドラマの時に、アメリカがパニックになったのは、ラジオを信用する素直な気持ちが有ったからで、今なら誰も避難しないのかもしれないと思う訳。