「人形焼き」は食べたことがあるけど、「ペコちゃん焼き」は食べた事がない。でも、まぁ同じような物だろうと想像は付く。
一連の不祥事から製造を休止していた「ペコちゃん焼き」が、2ヶ月弱の期間を空け、今日から再開されたらしい。これは都内のある店舗の話で、全ての店舗が再開した訳ではない。
だから不二家の全面的なカムバックではないと言うこと。ちなみに小田原駅前の不二家は、かなり前に「廃業のお知らせ」の紙が張り出され、今は空きテナントになっている。
その再開を良いとも悪いとも思わない。時期が早いとか、その店舗独自の製造販売品だから云々とかは、悪いけれど興味がない。なぜなら「早く食べたい」と、願う人も居れば、「別に食べたくない」と、思う人も居ると言うだけのことだから。
でも「食の安全確保とは何だろう?」と、考えさせられることは確か。
アメリカ牛肉の輸入が品質確保を条件に再開され、それを受けた某牛丼屋さんも再開し、話題にもなった。だが輸入再開後に、日本が「輸入しないでね」と規制した危険部位が、相変わらず混入されていたり、牛の年齢制限をしたにも関わらず、年齢不詳の牛肉が入ってきたりしているのに、あまり大きな話題にはならないのは、なぜだろう?
斜に構えてみると、「危険」だとか「安全」だと言う話題は、その場だけの一過性の話題なのかと悩んでしまうのです。もしそうだとしたら、国の規制とか製造者責任云々よりも、購入者あるいは消費者の自己責任に任せるしかないのかな~?ってね。
ホントは、それじゃあ全然ダメだけど、「国がそこまで目を光らせたり出来ないよ~」とか、「あそこの国に対しては強く言えないのよ~」なんて事で、結果的に消費者判断に委ねるような形を取るなら、それはそれで仕方ないからね。(かなり後ろ向きな考え方だけど)
私だってミルキーは好きだから、早く食べたいのは山々だけど、「じゃあ、再販されるようになったら飛びついて買うか?」と、聞かれたら、やっぱり分からない。
ほとぼりが冷める頃までは、買わないだろうとも思う。つまり、そう言う意味での自己基準て、有って無いようなものだと思うって事。
ちなみに再開した吉牛は、まだ食べていない。