情報操作か、ただの誤植か?

小田原には「広報小田原」と言う、行政からのお知らせ冊子がある。
前号のこの中に、小田原出身で「なんだかなぁ~」で有名な(笑)、阿籐海氏のコメントが掲載されていたが、実はこのコメントが発言とは180度真逆のことが書かれていたと言う話。
発言は、建て直し事業が進められている「(仮称)小田原城下町ホール」に関してのもの。
ホールの建て直しに関しては、多くの市民が要望していることなのだが、先の設計コンペで選ばれた案に対しては反対意見が多く、有識者たちが集まって内容の見直しを求めているのが現状。
そのホール計画案に対して、阿藤氏が小田原親善大使でもある立場から発言したのは、「デザイン的には優れているが、楽屋などの在り方にも問題があるのでは?」と言う内容の、どちらかと言えば「引いた意見」だった。
それが広報誌には「素晴らしい計画で、一日も早くこの舞台に立ち、照明を浴びたい」と言うニュアンスで掲載されていた。
発言と違うとクレームを付けた阿籐氏に対して、「おっかしいなぁ~?」と、惚ける行政サイド。次の市長選も近々あるようで、選挙対策の一環としての情報操作なのか?はたまたただの誤植なのかは、知る人ぞ知ると言う話。・・・・・・・・と言うか、誰が見ても一目瞭然(笑)
小田原城を落とさんがために、秀吉が一晩で作ったと言われている早川の一夜城。
今から400年以上の昔から、小田原は情報戦の戦地だったなぁ~と、変なところで感心したりしなかったり・・・。