昨日はビックリするぐらいの豪雨だったのに、各地の水源地は水不足だと聞く。
昨年の冬が暖冬だったたので雪解け水が少なく、しかも今年の梅雨は短いとの予報。おまけに夏は猛暑ときたら、首都圏の水不足は必至でしょうね。昨年までは「他所の県のことで、うちには関係ない」なんて言ってた人も、今年もまた大丈夫なんて保障は何処にもない。
ここ数年、毎年のように「猛暑+水不足」となるが、間違いなく明日は我が身の話。
もともと日本と言う国自体が、波間に漂う漂流船のようなもの。周りに水が沢山あっても、決してそれを飲むことは出来ない。雨が降るのを、ひたすら待つだけの神頼み。
だから日本には昔から「氏神様信仰」があり、日照りが続けば雨乞いの儀式をし、大雨が降れば、治水のお祈りをする。道端にはお地蔵さんがあり、お供え物をしたりする。こう言うことを書くと、伊勢神宮を頂点とした思想話に直結される節もあるが、そんな思想は毛頭無い。ただ、日本と言う国は昔から、「困った時の神頼み」の国だったと言いたいだけ。
文明や科学の力で、水不足が解消できるようになるのは、何年か何十年後の話。だとすれば、今は自分が出来ることを、自分の頭で考え、自分から始めるしかないよね。
外国では自動車の空ぶかしが地球の環境汚染に繋がると、自制している国もある。これから夏になれば、族車が走り回る日本とでは、えらく意識が違う訳だ。
さて、そんな意識の日本ですが、家を建てる時、あるいは自分の家で出来る「地球に優しい夏対策」を、今からでも考えてみては如何でしょう・・・なんて思った訳です、はい。