『ゲド戦記 2 こわれた腕環』読了 – 38

ゲド戦記 2 こわれた腕環
ゲド戦記 2 こわれた腕環
アーシュラ・K. ル・グウィン,Ursula K. Le Guin
暗黒の地下迷宮に祭られる闇の力。それは代々引き継がれる大巫女アルハの手によって、守られていた。その迷宮に隠された、平和をもたらす「エレス・アクベの腕環」を求め、ゲドが忍び込むが、闇の力に捕らえられてしまう。ゲド戦記の2巻目。
全体の3/5ぐらいまで、ゲドは出てこない。ずーっとアルハと、その取り巻きの話で、少々しんどい。でもそれもゲドが出てきてから、一気にたたみ掛ける為の、溜めて溜めて溜めて、ドッカーン!って感じの演出。この巻に関しては、前半の3/5を辛抱強く読めれば、後半は面白くなる。
と言う事で、読み掛けの本を放り出す事も無く、無事に読了して一安心。