『100万回生きたねこ』読了 - 44

Amazonで頼んでおいた本が届いたので、お昼を食べながら読んでしまった。
『ダ・ヴィンチ』に、釣られて買ってしまった絵本です。
100万回生きたねこ
100万回生きたねこ
佐野 洋子
帯には柳田邦男さんの言葉で「子供にも大人にも胸に響く般若心経の本」と書かれていたが、まさにその通り。でも、作者が書きたかった事は、何歳ぐらいの子供だったら分かるのだろう。そこに興味を惹かれた。もし「般若心経」以外の言葉で言い表すとすれば・・・・・なんだろう・・・。
一つ言える事は、主人公のねこは、何時の時代も悲しくなかった訳じゃないと思う。
ただ、その気持ちに自分自身が気付かなかっただけ。あるいは、見て見ぬ不利をしただけなのでは・・・と思った。まさに空即是色なのかもしれません。

コメント

  1. やまねん より:

    面白い絵本のことを思い出しました。瀬田貞二『きょうはなんのひ?』(福音館)です。大きな書店ならきっとありますから立ち読みしてください。探偵長ごのみではないかしら。

  2. 探偵長 より:

    ネットで検索してみました。
    やまねんさんのお薦めを信じて、探してみます。
    絵本作家で馴染みが深いのは、安野光雅さんや葉さん、それに五味さんてところです。
    今から25年ぐらい前に、絵本集めにはまっていました(笑)