現場に行ったら、こんな物を発見した。
これ、スリッパと救急箱を入れておくラックで、工事現場の玄関に設置されているのだが、どうやら今まで使っていた物を作り直したらしい。
たいていの工事現場は、床を張った段階で土足厳禁になる。職人さんたちは自分達用の室内履きを用意しているが、施主や設計事務所と言った不意の来客用のスリッパを、散らからないようにしているのだ。ちなみに私は、マイスリッパ・マイ軍手(正確には現場用の皮の手袋)を持ち歩いている。それも商売道具だからね。
それから救急箱は大事だ。ちょっとした擦り傷や切り傷は、建築作業には付き物だが、大した事の無い傷でも、血が滲めば建物を汚さないとも限らない。体も大切なら、建物も大切だからね。こう言う事に気を使っているのを見ると、他の事も気を使っているのだろうと思う。
それにしても今まで使っていた物には、マジックで書かれていた注意書きが、ご丁寧にもテプラで貼られているのだが、妙に拘って作ってないか?
まっ、丁寧な仕事は良いことですが(笑)