女子モーグルW杯で優勝した上村愛子選手の帰国報道の中で、「活躍はイケメン・コーチの指導の賜物か?」と報道しているワイドショーがあった。普段なら聞き流すコメントだったのだが、なぜだか今朝は引っ掛かってしまった。それは、なんでコーチを紹介する時に、「イケメン」と、容姿の冠を付けるのだろうか?と言うことだ。
考えてみると容姿の冠を付けて紹介する事って、意外と多いような気がする。例えば「美人OL」とか「セレブ男優」とか「イケメン医師」と言った具合に。誉めているのだから、悪い事ではないのだけど、なんか引っ掛かるのだ・・・・。
よく子供に向かって、「人を身なりや外見で判断してはいけない」って躾けるけれど、TVでは日々、当たり前のようにこう言う紹介の仕方をしているのに、「外見で判断するな」って言ったって、そりゃあ~~~言う方が無理ってもんだよね。私が子供なら、間違いなくそう思う。
メディアが「イケメン」とか「美人」と言う定義を、どうやって決めているのかは知らないけれど、日常的に差別する事が当たり前になっているのに、何か事件が起こったときにだけ「差別はいけない」とか「いじめは許されるべきではない」と語っているのが理解できない。その自己矛盾には気がつかないのかなぁ・・・・。「容姿」と言う言葉を使いこなしていると思っているメディアの皆様が、本当は一番「端麗」から遠い場所に立っているのかもしれないなぁ~と、思ってしまう訳。
ところで、定義が不明ならば私も「イケメン建築家」と、名乗っても良いのかな?
いや、それは流石に憚られるなぁ・・・・せめて「コテメン建築家」と言うところか?
・・・・・・・・・・・・・・・そりゃあ剣道だって!>小手面(コテメン)
お後が宜しいようで~~~~~~♪