BARに揃った4人の男女。このBARの中で、世界がひっくり返るような話しがされていようとは、「お釈迦様でも気が付くまい!」と言う感じの、大きな意味で歴史ミステリー検証本。
・・・・・・上手く説明できない(笑)話しているテーマは以下の六つなので、そこから察して(笑)
ブッタは悟りを開いてはいなかったのではないか?と言う内容の「悟りを開いたのはいつですか?」をはじめ、邪馬台国は東北説をぶちかます「邪馬台国はどこですか?」。
「聖徳太子はだれですか?」・「謀反の動機はなんですか?」・「維新が起きたのはなぜですか?」・「奇蹟はどのようになされたのですか?」と続いている。
個人的には最後の「奇蹟はどのようになされたのですか?」が面白かった。イエス・キリストの復活は、どのようになされたのかを推理しているのですが、新約・旧約聖書の違いと言った基本的な説明をしながら、最後の晩餐での不自然な会話の中身までを捉えて、推理している様は、目から鱗でお見事でした。こう言うの好きです。
また「あとがき」に書かれていた、著者がデビューするきっかけとなった編集者さんとの出会いや背景が、とても興味深かったです。なるほど、本は一人では世に出ずと言うことですね。
続編の『新・世界の七不思議』も本棚にあるので、近いうちに読みたいと思います。
コメント
邪馬台国はどこですか 鯨統一郎
カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。
三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。
初顔合わせとなったそ…
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