何を感じるのか

ミャンマーのサイクロン、四川の大地震、そして岩手県内陸部の大地震。まるで災害が連鎖するかのように、各地で次々と起こる。その光景をTV画面を通して観ると、それぞれ別の世界の事のように観えてしまう。でも同じ地球、同じ空の下で起こっていること。
秋葉原のホコ天での惨劇から一週間。
35年続いたホコ天が中止され、大勢のもがきや苦しみが今だ消えないと言うのに、ネットの世界には、同様の事件を起こすと書き込む、愚かな愉快犯が生まれているのが現実。人の痛みに鈍感だと言うことが、かくも「負の連鎖」を助長する。
人は愚かなのか、それとも鈍感なのか・・・・。

コメント

  1. みけねこ より:

    こんにちは。
    日本に住んでいる以上、地震は避けられないことは繰り返し言われていますから、今度はウチの辺りかといつも思います。
    中学生までが面白半分に脅迫めいた書き込みをするのは、本当に頭が悪くて哀しくなります。学力ではなく想像力が働かない、という一点で、人間としての質が低下しているように思えて仕方がないです。
    自分がされたら嫌なことは人にもしてはいけません、という道徳観が欠落しているのは、周りの大人達にそれが見られないからでしょうか。

  2. 探偵長 より:

    地震と言えば「次は神奈川!」と言われるぐらい、この辺りも怖い地域です。
    でもそう考えると、日本の中で安心していられる場所は無いと言う事。
    防災意識を持ち、備えておくと言うことは、悪い事では無いですよね。
    「想像力が欠落する=自己中心的な思考の増長」のような気がします。
    最近では「モンスターペアレンツ」と言う呼ばれる親が居るそうですが、その親に育てられる子供は、ひょっとするとモンスター予備軍になります。
    自分さえ良ければ、自分が面白ければ何をしても良いと言う軽い判断や、「ノリ」と言われる軽薄さが、時に人の心を傷付けると言う想像力が不足しているのでしょうね・・・・。
    推理力を付けるために、良質な推理小説を沢山読めばいいのに・・・(ちょっと違うか?)