昨日は朝から「シャガール展」を、観に行って来た。
「シャガール展」を開いていたのは、箱根仙石原にあるポーラ美術館。お盆の最中に行こうかとも考えたのだが、混んでいる事が予想されたので、その期間を避けたわけ。だいたい人が溢れてギュウギュウの美術館なんか、行く価値と意味が無いと言う考え方は、昔から不変。美術を鑑賞するには、作者が作品に向き合っている時間を想像すると言う事だと考えている。その為には、喧しいと気が散る訳です。それにせっかく行くなら、気分転換したいしね。
ちなみにこの美術館は、ガラスの美術館としても有名。直射日光を嫌う美術品を収蔵展示する場所なのに、建物の内外のアチコチがガラスで造られている。屋根もガラスなのだが、緩い勾配の付いた屋根には水が流されているので、見ているだけでも涼しげだが、勿論断熱効果にも効果は高い筈。
で、肝心の「シャガール展」だが、今回観たかったのは、シャガールが書いた絵本の挿絵の数々。
自伝の『我が回想』や『死せる魂』のチーチコフは、特にエガッタ~♪
「語る画家」のシャガールに習い、『語る建築家』となろう!と決めて帰って来たのでした~。