物の本質は、自分の目で見て、触れて、聴いて、嗅いで、舐めて?(これは時と場合によるか)知るべきであり、写真やTV、ネットでの体感は、直に体感した時の感動の何分の一かに過ぎない。
勿論、まるで触れないよりは、それらの物でも触れるに越した事は無いが、そこで感じた何かを、よりリアルに、より強く感じたいと思ったのならば、絶対に生で体感するべき―。
なんて話を友人としていた。
これ、絵や彫刻、建築や音楽の事全般について話していたのだが、特に美術と建築に関しては絶対だと思っている。その理由はスケール感が、写真では絶対に把握できないから。ぱちもん文化全盛だけど、子供を、あるいは自分を育てるには、やはり本物を知るべきだと思う。
先日、ポーラ美術館に行ったときに、久しぶりに見た杉山寧氏の「水」と言う作品の迫力に、「やっぱり本物は違うは~」と、マヌケなコメントをしたばかりなのです(笑)