日本人のお三方が、ノーベル物理学賞を受賞されましたね。
これは快挙!湯川教授的に言うなら、「実に面白い」ってとこでしょうか。あんなに凄い事では無くても、もっと身近な物事の真理を追究したり、検証したりする事って面白いですよね。だからと言って、垂れ流されているクイズ番組を観て「俺は知的だ」なんて思ったら、それは勘違いと言うもの。ここで言う「真理の追究」とか「事象の検証」と言うのは、もう少し高いレベルの話。
とは言っても、日常の中で日々真理を追究するなんて事は、逆立ち下って出来ないし、そう言う事を考える事に向き不向きだってある。だからもっと小さな事を考える。
例えば、こんな話はどうでしょう。
入社した新人君が、会社の朝礼で紹介されました。「今日から入ってきた新人君だから、宜しくな」と社長に紹介され、その日は軽く仕事の流れなんぞを教えてもらい終了。で、翌日、午前中は雑務をこなしていたと思っていたら、気が付くと姿が見えない。トイレかな?それともジュースでも買いに行ったかな?私用の電話かな?などとアレコレ考えたが、新人君は戻ってこないまま終業の時間を迎える。心配になった上司が、新人君の自宅に電話をしてみると、親が出て「息子が昼に帰ってきて、会社辞めるって言ってます」だと。
こう言うときこそ考えるべきだと思う。
この新人君に対して、親は会社は友人は、どう教え、どう諭すかを。
もっともこの彼、25歳だって聞いた瞬間に、考えるのを放棄したのは私ですが・・・(笑)