第44代アメリカ大統領に、オバマ氏が就任しました。
昨夜、頑張ってその模様を生で観ようと思ったのですが、残念ながら1時過ぎには寝てしまいました。日本の総理大臣の任命式にはワクワクしないのに、他所の国の大統領には注目するって、なんか変ですけどね。でもそれだけアメリカと言う国の一挙手一投足が、世界に影響を与えるであろうと事を知っているからだと思います。それに何よりも、アメリカ初の黒人大統領と言う事で、それこそ「歴史的変革の瞬間」でもあった訳ですから、気にならない方がおかしいというもの。
子供の頃に好きだったアメリカのTVドラマに、「カスター将軍と第七騎兵隊」の活躍を描いたドラマがありました。カスター将軍率いる第七騎兵隊が、駅馬車を襲うインディアンをやっっけると言う内容で、弓や斧で向かってくるインディアンに対して、騎兵隊は銃やライフルでバンバン撃ってました。インディアンを悪、騎兵隊を善とし、勧善懲悪で描かれた内容を、無邪気に観ていました。他にも「じゃじゃ馬億万長者」とか「ローハイド」「ルーシー・ショー」「わんぱくフリッパー」に「ララミー牧場」と、それはそれはアメリカドラマに楽しませて貰ったものです。だけど思い出してみると、その中に黒人を主人公にしたドラマはなかったし、白人以外が主人公になっていたドラマも無かったように思います。そんなアメリカが、国の主人公とも言える大統領にオパマ氏を選び、あの驚異的な観衆を集め熱狂したのですから、これを変革と言わずして何を変革と言いましょう。やっぱり時代は変わりましたね。
そして何よりも、他所の国の人間にそう思わせる力を持つアメリカの影響力の大きさを、身を持って感じました。一つ気になったのは、それだけの注目を集めた新大統領なのに、NY株が急落した事。普通なら、ご祝儀相場で上がりそうな物だと思うのですが、株に疎い私には・・・・・?
いずれにしても、新しい風に期待したいものです。
勿論、北風ではなく、南風で有る事が大事ですけどね。