建国記念日の今日は、<三りんぼう>の<大安>。
いや別に関係ないけど、カレンダーに書いてあるのが見えたので、書いてみただけ(笑)
せっかく書いたので、<三りんぼう>と<大安>について書いてみる。
建築関係者が事を成すとき、つまり「契約」「地鎮祭」「上棟」「引渡し」と言った建築のイベントを、
<大安>の日に行う事が多い。これは勿論、大安吉日の縁起の良い日を考慮しての事。建築関係者と言うのは昔から、信心事や縁起を担ぐ物だし、建築主も一生に一度のイベントですから、なんとなく縁起を担ぐのだと思います。それじゃあ今日のような<大安>は、必ず良い日かと言うと、そうでもない。それが<三りんぼう>との関係。
この<三りんぼう>を漢字で書くと、<三隣亡>と表される。試しに<さんりんぼう>と書いて変換してみると良い、この字に変換されると思いますから。漢字を見ただけで、なんとな~く嫌な感じがしません? だって「三軒 隣まで 亡くなる」と読めるでしょ。
この<三りんぼう>は、建築関係のイベントには、不向きと言われている日なのです。特に工事している時のイベントとしては、良くないと言われています。この日に建前をやったりすると「三軒隣まで亡くなる」と言われ、忌み嫌われます。つまり<大安>と<三りんぼう>は、逆の意味を表しているのです。
とは言っても最近では、気分的な問題だけで日取りを決めているので、細かいことには拘らなくなってきているような気もします。だって、仏滅に結婚式を挙げたりするでしょ?安いから(笑)
こう言う事は知って置いても損は無いけど、大切な事は「心の持ちよう」なのではないかと思います。