江戸川乱歩の推理試験 (光文社文庫)
乱歩をはじめ、渡辺剣次・佐野洋・飛鳥高・山村正夫・鮎川哲也などの蒼々たるメンバーが、読者を相手に知的ゲームを挑む推理本。
いやいやいや、とにかく具沢山!
出題される問題はバラエティーに富み、犯人消失はもとより、凶器が消えてみたり被害者が消えてみたりと、本格好きはもとより、パズラーにも楽しめる内容になっています。それに乱歩直々の問題編には、部屋の間取り図が満載で、そこだけを見ているだけでお腹一杯になります。
何よりもお得なのは、ミステリー評論家の新保博久氏が巻末に書かれた『解題 犯人当て小説の系譜』の頁。ここを読むだけでも、明治から始まる日本探偵小説の系譜と歴史が、ザザッとは分かると言うもの。
やっぱり一度、池袋の西口には行くべきかもしれないなぁ・・・。
旧乱歩邸もあるしなぁ・・・。
コメント
乱歩邸、立教大学のイベントの際に特別公開していたので行ってきましたよ。書斎も蔵も素敵でした
カーテンも椅子も立教大学に権利が移った最初はポロボロで、昔と同じ様な雰囲気を現代の品物で出すのに苦労されたとか。
家の周りをグルグル回って平面図をこさえて見ましたが、住んでる方もいらしてるので遠慮した場所も有り、中途半端な面白い変な形になってしまいました。
探偵長のきちんとした平面図を見てみたいので、行かれて許可を得られるのなら是非お願いしたいです。(と、リクエストさせて下さい。)
平面図をこさえて・・・汗
凄くマニアックな見学の仕方をするのですねぇ~。
私、いろんな建物に行っても、ただ ポォー っと見てますよ(笑)
西口はミステリー文学資料館もあるし、旧乱歩邸は勿論、幻影城もあるし、なんたってIWGPですからね(笑)
こんなサイトもありますよ ↓
旧乱歩邸を観る
http://www.rikkyo.ac.jp/aboutus/profile/facilities/edogawaranpo/koukai/index.html
こんなサイトが有るとは知りませんでした。
さすがに携帯からでは見られないので、後日、パソコン借りて堪能して来ます。
教えて頂きありがとうございました。
冬猫さん、宜しければ、ご覧になってみて下さい。
きっとまた、本物が見たくなる筈ですから(笑)