らせん階段


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「宇佐美の家」は、内装工事も終え、今日は電気屋さんの器具付けと、駐車場の舗装作業中。
私は店舗の看板に関する打ち合わせで現地へ。
クライアントに看板の位置や大きさ等に了解を貰い、製作を発注。
ちなみに看板のロゴデザインは、別のデザイナーさんが作られたもの。ロゴマークのデザインは、けっこう費用が掛かるって知ってます?勿論、リーズナブルな場合は1~2万円からありますが、有名なデザイナーさんだと、ロゴ一つ作るのに何十万も掛かるんですよ。
 で、現場はと言うと、各階の床は養生されているのですが、らせん階段の床だけはコルクシートを貼った後なので、養生がされていなかった。室内は、もちろん土足厳禁なのですが、それでもホコリで白く汚れるのを見るのが辛い。できればもう一度養生をするか、さもなくばクリーニングしてしまい、室内はスリッパも禁止にして欲しいと、監督さんに伝える。
やっぱり造っている物が、引渡し前に汚れるのは辛いからね。
らせん階段を見下ろす


らせん階段の床はコルクタイルらせん階段を横から見ると、こんな感じ。狭いので、階段の全景を写真に取る事は不可能な状態。
しかも今は室内と階段室を区切る壁に、まだガラスが入っていないので、室内から階段を見る事が出来るが、ガラスが入ってしまうと、曇りガラスなので見る事が出来なくなってしまう。つまり、こんな感じの写真が撮れるのは今だけと言う事。
あっ、一つ訂正。
曇りガラスと書いたけど、正しくは「ツイン・ポリカーボネート板」と言うアクリル板です。車椅子を使う家なので、ぶつかって割れると危ないからね。
それから、このらせん階段、パッと見は分からないが、よく見ると内側にも細い手摺が付いています。
この細い手摺こそが、この階段を成立させる重要なポイントなのですが、その理由を書き出すと、長くなるのでまたの機会に。
でも付けてみて分かったのですが、階段を下りるときには内側、つまり右手側に手摺がある事は、とても下りやすい事を再確認した。普通の階段では気にしているのですが、らせん階段にも内側手摺を設ける事は、良い事だと思います。これから、らせん階段を作る際には、内側手摺を付けようと思います。