「ペットと暮らす家」に大切なこと


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インコの蒼が、今年二度目の発情期?を迎えています。
2,3日前から様子が変だな、とは思っていたのです。
やたらベタベタするし、狭い所に入り込んでいたので、そろそろかな?とは思っていました。
セキセイインコの蒼 2010.3
こうなると、目を見てはいけません。
目と目とが合うと、「そうなの、産んで良いのね?」とばかりに、尾羽を上げ交尾の姿勢をとります。実際には交尾などしていないのに(当たり前)、そのポーズを取ることで卵を作ってしまいます。言ってみれば、想像妊娠とでも呼べば良いのでしょうか?とにかく、こうなると気軽に籠から出すこともできませんが、何より気を付けなければならないのは室温です。卵を産んでいる間は、体に負担が掛かっているので、体力が落ちているからです。
派手な色をした鳥の多くは南洋系の鳥なので、人間よりも高い室温を好みます。インコの場合だと、26~28℃ぐらいが適。普段でもそのぐらいの室温が保てるように、籠にビニールを掛け、中には小さなヒーターを入れているのですが、より気を使います。
ちなみにこの時期の人間に適した室温は、20℃~22℃前後。湿度によっても違いますが、インコに適当な室温とは5℃から8℃くらい違います。
鳥をはじめ、犬や猫、金魚やうさぎと言ったペットを、室内で飼われている御家庭が増えている今、人間に適正な部屋の温度と、大切なペットに適正な温度の違いを、トラブルが起きる前に調べておく必要があるでしょう。
最近では、「ペットと共に暮らす家」と言う設計趣旨で造られた建物も増えていますが、出入口や素材に気を配ることと共に、相手の特徴や生態を良く知ることが大切です。
と言うことで、うちのインコはこれから暫く、夜が長くなります。(←昼が長いと卵を産み易いので)