ロフト増床で収納力UP


以前、設計を担当させていただいた「北庭を愛でる家」。
竣工当時
お子さんも大きくなり、物をしまう場所を場所を確保したいとの事で、階段上部の場所にロフトスペースを設けることになった。 話のきっかけだけは私も参加したが、「設計する」と言うほど大掛かりな工事でもないし、時間と費用も勿体無いので、当時建物を施工していただいた建設会社さんに、お任せすることになった。


その工事が無事に終わったと言うことで、写真と一緒にご連絡いただいた。
ロフト作成
まったく違和感が無い、素晴らしい。
これでお子さんの玩具や成長に伴う彼是の品が、心置きなく仕舞って置けると言うもの。
いや待てよ、これだけの空間が出来たのなら、ゲーム好きのご主人が一人閉じ篭って、PSに興じるのもありかもしれない(笑)
ちなみにロフトと認められる床面積や高さ、窓に関する規定(これは神奈川県だけか)に関しても、しっかりとチェックし、問題ない範囲で造っている事を書き添えておきましょう。
参考までに書き添えれば、ロフトとして認められるのは、そのロフトを有する下階の床面積の1/2以下で、かつ天井の高さが1.4m以下であることが必要です。さらに神奈川県の場合には、ロフトに面する外壁に設ける開口部の面積は、ロフト床面積の1/20以下で無ければなりません。いろいろと決まりがあるのです。