事業仕分け第二弾



事業仕分けの第二弾が、昨日から始まりました。
個人的には最初のときに比べて、少し落ち着いた雰囲気のように感じましたが、実際はどうだったのでしょう?ネット中継をはじめ、twitterなどのlリアルタイムの反応では、かなりの方が盛り上がっていたとも聞きますが、大抵の方はその時間、仕事中か勉強中だったはず。盛り上がれたのは、ほんの一部の方だったのかもしれませんね。
第二段の仕分けは、主に独立行政法人の無駄を削ること。
その中には、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)も含まれていました。
それから大学入試の際に行われる、センター試験の必要性も論じられていたようです。


無駄を削り、限られた予算を有効に使うことは大切なことですから、視点と客観性を間違えずに検討して貰えば、結果は期待できるのかもしれません。ただ止めて欲しいのは生活弱者に負担が増え、そうでない人の負担は変わらない結果になってしまうこと。それだと何のための節約なのか、分からなくなってしまいます。残念ですが、法を悪用する輩が存在することも確かなのですから。
例えば<子供手当て>。
外国に子供を扶養する親は、申請すれば<子供手当て>が貰えます。
その条件を利用して、尼崎に住む韓国籍の男性が、国で554人の子供を養子縁組し、その子供手当てとして年間8600万円の受給申請をしたという事件がありました。
尼崎市では「社会通念上、無理がある」と申請を受理しなかったようですが、法律的にはどうなのでしょう?更に言えば外国籍の方の住民登録は、一度に複数の箇所に登録することが可能だという話も聞いたことがあります。10箇所に住民登録すれば、10×8600万円の受給が受けられるという計算になってしまいます。
人間、完璧な人など居ません。
その人間が作っている法律ですから無理や矛盾、抜け道だってあるかもしれません。
《事業仕分け》で大切なことは、自分たちにとって何が大切であり、何を我慢するべきかを自問自答する機会を得るということだと思います。勿論、性善説に立っての話ですが。
政治ですからパフォーマンスも結構ですし、大きな声を出すことも必要だと思います。
ただ、諸刃の剣になると、怖いと感じたのです。

コメント

  1. 民主党の社会主義的で偏狭な価値観で仕分けされたのでは、夢も希望もない。
    事業仕分けが最も必要なのは、無駄の垂れ流しとバラ撒きの民主党の政策そのものである。
    国民の利益となる仕分けは、参議院選挙及び衆議院選挙において民主党議員をすべて落選させ民主党を消滅させることである。

  2. yutakalrson より:

    ■事業仕分け:JICA大幅縮減 4法人8事業「廃止」判定―劇場型政治の小粒なSMショー第二段始まる!!
    ブログ名:Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理
    こんにちは。また、劇場型政治の小粒なSMショーである事業仕分けが、またはじまりました。この程度なら、政治家が手を出さなくても、役人にやらせればそれですむことです。同じ事業仕分けをするにしても、もっと他にやるべきことがあります。それは、特別予算への本格的な切り込みです。それから、国会議員の仕分けです。馬鹿な政治家や、政治をしない、できない政治家はいりません。まずは、議員定数を削減すべきでしょう。それと、こうした茶番劇の裏に隠れてみえませんが、鳩山さんのことをあなどってはいけません。党内の調整などで、「ブレている」などと評価される鳩山さんですが、彼は、根本的には全くブレていません。彼なりの信念を貫いています。そこが、彼の怖さで。この怖さに気づいている人は意外と少ないと思います。詳細は是非私のブログを御覧になってください。

  3. 探偵長 より:

    コメントありがとうございます。
    私、基本的にノンポリです。
    だから「良いものは良い」「悪いものは悪い」という感想を、凄く単純に思い描いてしまいます。
    事業仕分けの第二段の肝は、「URへの切り込み」だった筈なのに、なんだか変な所で落としてしまい、お茶を濁すかのよう。あれでは意味が無いのでは?と、単純に思ってしまうのです。たぶん大多数の方と同じように・・・。