祭りのあと


7月12日月曜日。
「祭りのあと」と聞いて、思い浮かべることは何のことですか?
参議院選挙のことでしょうか。
それとも南アのWCの決勝戦が終わったことでしょうか。
それとも野球賭博事件で迷走した、名古屋場所の初日が終えたことでしょうか。


後年、そのどれもがこの夏一番大きな出来事だったと記憶されるかもしれませんが、反面そのどれもが、誰の記憶にも残らない程度のことなのかもしれません。
身近な出来事としては、やはり選挙のことですが、申し訳ありませんが、今回の選挙に関しては何も期待していません。投票には行きましたが、いざ投票しようとした時に、誰の名前を書こうか、どの政党名を書こうかと、あんなに長考したことは無いぐらい考えてしまいました。それが私だけの迷いなら良いのですが、存外そうでも無いように感じます。
民主を打ち負かしたと得意満面な笑顔で話す他の党首の方々も、「別にアンタ達が勝ったわけじゃないのに・・・」と言う、国民の本音が果たしてどこまで耳に届いているのかは、甚だ疑問なのですよ。
だから重大事ではあっても、ピンとこないと言うのが正直な感想です。
それから相撲。国技国技と二言目には、「相撲は国技」と話す角界の方や、そのシンパの皆様方。国技と言う言葉は、何をしても許されると言う免罪符でも無かろうに、何か勘違いをされているのではないでしょうか? 「相撲は国技です。品格と格式が必要なのです」と言うのならば、その品格と格式のあるところを、内外に見せていただきたいのですが。
WCは純粋に面白かったです。
そして最後の最後まで盛り上げてくれたのは、なんと言ってもタコのパウル君の予想ですね。
100発100中の正解率で、次々と勝ちチームを予想し続けたドイツのタコ・パウル君。
一時はドイツチームの負けまでもを当ててしまったがゆえに、生命の危機まで陥ったが、ドイツの3位を見事に予想したことで、酢ダコになる危機は脱した彼。
今、一番、祭りのあとの静寂に安堵しているのは、もうこれで占いをしなくてもいいパウル君だと思います。なぜって命が掛かっていたのは、彼だけでしたから。
「一命を掛けて!」「政治生命を賭して!」そんなことを声高に叫ばなくてもいいのです。
誰も取って食やしませんから・・・・・・・・・・タコ以外は。
さっ!夏はこれからが本番なのです!
天工舎一級建築事務所
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ←ブログランキングに参加しています。応援の一押しをお願い致します。