先日、ご相談をいただいた土地探しの件。
ご相談いただいた翌日には、早速知り合いの不動産会社に相談しました。その結果、既に条件に合いそうな土地の資料が十数件ほど、手元に集まりまっています。ただし内容は精査しなければなりません。先週はゆっくり確認している時間が無かったので、今週改めてじっくりと精査し、その上で現地にも行って来ようと思っています。ただし日差しの和らいぐ日を待って・・・。
ところでこの不動産広告ですが、新聞の折り込みチラシにも入っているので、誰でも一度は見たことがあると思います。その中で「○○駅まで徒歩10分」とか、「■■小学校まで徒歩7分」と書いてあるのも、ご覧になったことはありますか。あの「徒歩▲分」の時間、どうやって調べているかはご存知ですか?
最近ではネットなどにも書かれているので、ご存知の方も多いかもしれませんが、およそ80mを徒歩1分として計算しているのです。だから徒歩10分と書かれていれば、およそ800mの距離があると言うことになります。誰の歩幅に合わせて、80m=1分と決めているかと言う疑問はありますが、それよりもっと気になるのは、80mの測り方です。なぜって道路は、平らな道ばかりではないからです。
上り坂もあれば、下り坂もある。
その道なりに80mを測っているのなら良いのですが、実はそうでも無いようです。
私も出掛ける時には利用しますが、最近ではネットの地図上で、出発点から目的地までの距離を、道なりに計算してくれるサイトもありますよね。あれ、あくまでも地図上の水平な距離を測っているようなのです。つまりその坂があろうが、凸凹道だろうが、それは関係ないのです。
一昔前なら、地図帳の道を鉛筆のような機械でなぞると、その距離を測ってくれる機械がありました。たしか「キルビメーター」と言う名だったと思います。それで測った距離÷80m=目的地までの時間。
と言う情報になると言うわけです。
それが証拠にメジャー片手に道路を計測している不動産屋さんを、見たことが無いでしょう?
そう言うことです。ですから、あくまでも目安と言うことで参考にして下さいね。
天工舎一級建築事務所
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