震災後、一ヶ月が経った。
余震といえないほど、大きな余震が続く毎日。
阪神・淡路大震災の時には、震災直後早々に建設が始まった仮設住宅も、今回は建設場所の確保に難航しているため、思うように着工出来ないのが実情だと聞く。また建設資材の確保は整ったといわれているが、被災地以外の周辺地域でも建設資材は足りていないのに、本当に確保できているのか疑問が残る。
福島原発を中心とした避難範囲が広げられようとしている状況の中、この一ヶ月とは、一体どんな時間だったのだろう。
内閣府が発表している、各地の揺れやすさを示した地図がある。
都道府県ごとに細分化された地図は、大まかでは有るが揺れやすさを7段階に色分けして示している。自分が住む地域の揺れやすさを、概略で知っておくには都合が良い。
地震のゆれやすさ全国マップ
また国交省がまとめた下記のサイトには、津波・高波・高潮や火山が噴火した際のハザードマップも見られる。これも地域ごとに細かく載っているので、自分の住む場所の状況を知っておくに越したことは無い。
国土交通省ハザードマップポータルサイト
ただ福島原発が建っている海岸エリアが、揺れやすいと示されていることを見ても、知ったからといって過信してはいけないし、油断してはならないということだろう。
参考までに。
天工舎一級建築事務所
E-mail toshio0223@k-tantei.com
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コメント
こんにちは。
あっという間の一ヶ月でしたね。
仮設住宅の問題、私も気になっています。
避難所の子供達が、今一番欲しいものは?との問いに「家がほしい」と答えていたニュースが、胸に突き刺さりました。
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いつもコメントいただき、ありがとうございます。
仮設住宅の建設が難航しているのなら
せめて少しだけでもプライバシーが確保できるような
配慮や仕切りが欲しいところですね。
テントなどで区切っている様子もTVで見ました。
建築家の坂氏は、紙管ボイドを利用した間仕切りを提案しているようですね。
http://ism.excite.co.jp/architecture/rid_E1300858678005/
一番大切なのは、それらの情報を正確に現地に伝えることなのかもしれませんね。