『ミステリ・マガジン2011年06月号』が出ます
ハヤカワ『ミステリ・マガジン2011年06月号』が出ます。
今月は連載開始から17年、劇場版映画の公開から15年を迎えた、『名探偵コナン』が特集されています。黒の組織や怪盗キッドと、ますます目が離せないコナンですが、まずは劇場版『沈黙の15分』に関するインタビューが気になるところ。勿論、映画の前売りチケットは購入しましたので、観に行く前に読んでみたいと思います。
私が説明するよりも、早川書房の予告ページをご覧いただいた方が、分かると思いますので。
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ミステリ・マガジン2011年06月号
それにしても今月の『ミステリ・マガジン』は、盛り沢山な内容ですね。
有栖川有栖氏、森宣広氏、日下三蔵氏なども、エッセイを書かれているようです。
特集記事も目先が変わり、ひょっとしたら初めて本誌を手に取るような方も、いらっしゃるかもしれない今月号は、いくつかの長辺連載小説も最終回を迎えます。それと同時に私のエッセイ「建築視線」も最終回となりました。勿体無いような号で最終回が迎えられて、個人的にはとても喜んでます。
振り返ると本当に、あっという間の一年でした。ミステリバリバリの作家・論客が顔を並べ、読者の方もミステリに造詣が深い猛者ばかりと伺った本誌の中で、全然視点の違うエッセイを、ピントを外しながら書いた一年間は、書く事の怖さを今まで以上に感じると同時に、緊張感のある楽しい時間でもありました。
私にオファーしてくださったK編集長をはじめ、素人の私を叱咤激励しながらサポートしてくれたY編集者さん、そして毎回校正に御苦労してくださったスタッフの皆様に、深く深く感謝しております。
だって考えてもみて下さい。ミステリファンの方が、日本全国に何万・何十万といることか! そしてその中で、「私も『ミステリ・マガジン』に書いてみたい!」と思う方が、一体どれぐらいの人数がいるか想像も付きません。そんな中、一年間も連載ページを持たせていただけたのですから、それがどんなに凄いことか、今更ながらに痛感しております。
私のエッセイの最終回が載っている6月号、少しでも多くの方が手にとっていただけることを願いつつ、まずは一区切り。長い間、ありがとうございました。
天工舎一級建築事務所
E-mail toshio0223@k-tantei.com
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