これからの住まいの話をしよう! その1


沖縄では例年よりも早いこの時期に、梅雨明け宣言が出されたそうな。
沖縄の梅雨明けが早いと、関東では梅雨が長いと言われている。また例年よりも早く入梅すると、やはり梅雨の期間が長いとも聞いた。とすると今年の関東地方の梅雨は、長いのだろうか。
電力不足に向けて、夏が早く来るのはゴメンだが、ジメジメとした梅雨が長いのも何かと鬱陶しい。
そこで、これからの住まいを考えるに当たって、こうすると少しは快適に過ごせるかも? の、小ネタを一つ書いてみる。まずその最初の今日は窓の話。
いまさらと言う気がしないでもないが、窓は同じ面積ならば、引き違い窓のように左右に開く窓よりも、上げ下げ窓のように上下に開く窓の方が風通しが良い。もっと言えば、その窓は高い位置と低い位置の両方が開いた方がより効率が良い、つまり涼しいと言える。
これは全ての窓が同じ高さにあるよりも、高い位置と低い位置にあった方が、その高低差で風が抜けやすくなるということ。どの部屋も一律に窓の高さを揃えた家は多いが、開閉方法に少し配慮して、高さを変えた方が風の通りは良くなるという話。
高い位置に設けた窓は明るく、風を抜いてくれる
同じ費用でも、ちょっとした事で、家は快適になるのだと思う。
あと、節電にもなるかも。
天工舎一級建築事務所
E-mail toshio0223@k-tantei.com 
住まいるブログランキング 住まいの総合情報サイトにほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
ブログランキングに参加しています。宜しければ応援の一押しを、お願い致します。 

コメント

  1. iu-kikaku より:

    こんにちは。
    梅雨明け、いつ頃になるのか?気になりますね。
    設計をする上で、通風は重要事項であるといつも思っています。
    この夏の節電も、気になりますねぇ。
    ポチ!してゆきます☆

  2. 安井俊夫 より:

    こんにちは。
    建築主も、風通しの良いことを希望されても
    窓の高さに変化を設けたりする方法を
    嫌う方が稀にいます。
    ただ窓の面積を広くするだけの考え方ではなく
    小さな窓でも、設置の仕方に拠っては大きな効果を生むことを
    理解してもらえると、デザインにもリズムが生まれますよね。