共振る(ゆれる)
大型で勢力の強い台風6号が、この時間ゆっくりと近畿沖を北上しています。
西日本では被害も出ているようなので、いっそうの御注意を。
話し変わって昔から耳の悪い私は、朝から耳が痛くて、とーっても不快な気分です。
台風は気圧に大きな影響を与えるので、その気圧差から体調を崩すことがあるのですが、私の場合、耳の痛みがそれにあたります。人に拠っては頭痛や歯痛、腰痛やむくみといったぐあいに、その人の弱い部分に影響を与えることがあるそうです。
人の体も気圧差に拠って影響を受けますが、建物も影響を受けることがあります。例えば雨漏りもその一つで、普段の雨なら雨漏りなど無いのに、台風のときだけ水が差すことがあります。これは強い風の影響もあるかもしれませんが、それ以外にも室内外の気圧差によって「押し込まれる」あるいは「吸い込む」といった感じで雨が進入してくる場合もあるのです。
考えてみると、不思議なことは沢山ありますね。
そういえば、昨夜、こんな話がありました。
遅い時間に某TV局から電話をいただき、「電話で録音取材させて欲しい」と言われたのです。
既にアルコールが入っていた私は、責任あるコメントが出来ないので丁重にお断りさせていただきましたが、その話に関する番組は、今夕に放送される予定なので一応、録画はしておきました。
だってどんな内容でまとめられているかは、他人事ながら興味があるので(笑)
いただいたお電話の内容は、「とある高層建物における怪現象の謎を探る」みたいな物で、暑い夏には持って来いの内容・・・・・・嘘(笑) 物理学的な偶然の産物と思われる現象に関して、建築学的に一言語れという内容だったのですが、それはその筋の専門家にお尋ね下さいと断った訳です。
でも現象は興味を惹かれますし、それをネタにガリレオの湯川教授なら、一本話が書けそうな内容です。その際のタイトルは、さしずめ「共振る(ゆれる)」と言ったところでしょうか。放送前なので、詳しく書くことは止めておきますが、興味を持たれた方は、夕方のニュース番組を「チェキラー!」。
天工舎一級建築事務所
E-mail toshio0223@k-tantei.com
ブログランキングに参加しています。宜しければ応援の一押しを、お願い致します。
コメント
こんばんは。
本当に大きくてゆっくりな台風でしたね。
それにしても「共振る」・・拝見したかったです。
ポチ!してゆきます☆
こんにちは。
「共振る」は、韓国の超高層ビルに、原因不明の縦揺れ現象が生じた理由を探るという内容でした。
韓国の建築学会の発表によると、その建物内にあるフィットネスクラブで、20人ほどの女性がエアロビクスをしていたのですが、その際に生じた振動にビルに共振し、建物全体が大きく揺れたらしいとのことでした。
たしかにそう言うことは有り得るのかもしれませんが、あれでは他の階でも同じように数人がジャンプすれば共振してしまいそうで、なんだか怖かったです。
力学的に難解だったので、変なコメントしなくて良かったです。