プロット作りに思案する


午後からは、書く方のお仕事の準備作業。
プロット――なんて書くことも憚られる程度の代物だが、物語のイメージと人物像などを、サラッと書いてみた。勿論、お題が与えられているから書けるのであって、何も無いところからプロットを作るなんて事は私には無理なこと。取り合えずプレゼン用に5つほど用意したのだが、結果は後日の打ち合わせ次第。楽しみでもあり、苦しみでもある(笑)
でも物作りって、小説だろうが建物だろうが、そのプロセスには大差無いことにも気付いた。建物の設計をする際にもコンセプト・ワークは必要で、それが小説のプロット作りと同じ作業だと思うから。
設計の際のコンセプト・ワークでは、敷地を読み、住み手の希望を吟味し、素材やコストを考えながら、想像を繰り返す。そこには当然、「5W1H」や「5W2H」の基本を押さえ、その上で、この家で家人が、どんな生活を営むのだろうかを想像することが大事になる。そこに華を沿え、色を施し、変化と遊びを加えてみたりする。それを形にするべく、線を引く。
作家さんの場合は、形にするために言葉を紡ぐ。
残念ながら私に言葉を紡ぐ能力は無いから、それ以上には進めないのだが。
とまぁ、そんなこんなの仕事を今年もガンバロー!ということ。
出来ることは何でもやる。出来ないことは、出来るように頑張る。
と言うことで一区切り付いたので、呑んでもいいでしょうか? ← まだ早いか?(笑)
天工舎一級建築事務所
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