こんな借景もある

 
夕方から雨が降ると予報では言っていたが、小田原はこの時間になって、なぜか日が出てきた。
今日は出版社さんとの打ち合わせで、品川まで出掛けるのだが、折り畳みは要るのか要らないのか、ちょっと悩みどころ・・・。
工事中の南足柄の家では、窓ではなくルーフバルコニーに額縁を切ってみた。
その穴からは、天気が良いとこんな景色も眺めることが出来る。
外壁に設けた四角い穴から望む、箱根や丹沢の山々。
これも、ある意味借景と言える。
閉じた敷地、狭い家でも景色を切り取ることは出来るし、その景色は自分だけの物にもなる。
そういう楽しみ方もあると言うことが、感じられる家は楽しい――と思うのです。

派手さは無いが、楽しさのある家。