畳の敷かれた風景


最近、設計させていただいた家のほとんどに、和室が設けられています。
それも客間のような普段使わない部屋ではなく、昔ながらの居間=茶の間と言った日常的に寛ぐ場所としての和室です。
南足柄の家/茶の間
ただし伝統的な日本建築の様式にこだわったものでは無いので、【真・行・草】の、どれかに当てはまるものですらありませんが。
床には畳が敷かれていますが、柱は長押の無い大壁で、天井もクロスなどを張ります。
と言うことは、ひょっとすると畳を敷いた【座して寛ぐ】ことが見直されているのであって、和室が好まれているわけではないのかもしれませんね。
なんででしょう?
ひょっとして家でスリッパを履くのが慣れないのか?
あるいはソファーには座らず、ソファーの下に座して、もたれ掛っていることに気が付いたのか?
それとも、やっぱりコタツが好きなのか?(笑)
いずれにしても、何かが変わってきているのかもしれません。
現在計画中の何軒かの住宅も、やっぱり畳を敷いた茶の間のある家だったりします。
私も畳に寝転んで、本を読むのが好きだったりします。
天工舎一級建築事務所
神奈川県小田原市荻窪314正和ビルみなみ302
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