遠くで救急車のサイレンが聞こえる。
消防車のサイレンもだ。
何事だろう? 大きな火事で無ければよいのだが。
サイレンが近づいてくる。
意外と近いのか?
ドンドン近づいてくる。
ええー!事務所の前で止まった!
思わず外に飛び出すと、目の前に消防車と救急車が!!
それぞれの隊員が無線で、「現着! ただいまより中に入ります!」・・・みたいな事を話している。
マジか!!!
でもそれらしき火の手は見えない。
煙も、臭いもしない。
近所の人たちも飛び出してきて、キョロキョロしている。
消防の隊員が無線で話している。
「要救助者は意識あり!」
この段階で想像したのは、ガス自殺だ。
じゃなきゃ消防は来ない。
その間も目の前で赤色等が回転を続ける。
こういう時の赤い色って、緊張感を煽る。
やっと救急隊員が男性を担架で運び出した。
年配の男性が救急車に乗せられた。
消防車は念のために出場しただけだったようで、現場検証をすることも無く帰って行った。
本当のところは何が起こったのかさえも分からなかったが、緊張感がハンパじゃなかった。
この間、約10分か15分程度のことだったが、マジでびびりました。
いやホントに。
一瞬のことでしたが、PCだけ持って逃げようかとか、考えました。
こういう時の為に、いざという時のシュミレーションは必要かもしれない。
運ばれた人が、無事であることを祈ります。
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