『妖怪アパートの優雅な日常2』 読了-27


一度は寿荘を出て行った夕士だったが、半年を経て、寂しさからまた妖怪アパートに戻ってくる。
幽霊や妖怪、そしてそれ以上にヘンテコな人たちに囲まれた楽しい日々が、再び訪れます。そんな時、ひょんなことから魔道書の使い魔として認められてしまった夕士は、魔道士となる羽目に・・・。
シリーズ第二段の文庫です。


妖怪物とかファンタジー系の小説だと思って読むと、少しガッカリします。
これは完全にホームドラマみたいな小説だから。
それを承知で読むと、とても楽しいし、読後も悪くない。
ただ、この本を夜中に読むのは危険かもしれません。
手だけの幽霊るり子さんが作る食事が、とても美味しそうで、急にお腹が減ってしまうから。
夜中に、何か食べたいと探し回るのはダメですよね。
そう意味では、やはり危険な本なのかもしれません(笑) 

コメント

  1. 黒猫 より:

    夜中に見てやらかしました(笑)
    「妖怪アパート」
    懐かしいな~。
    原作では、2冊目が一番好きです!

  2. 探偵長 より:

    黒猫さん、こんにちは。
    そうですか、やってしまわれたクチですか?(笑)
    本書に限らず、美味しい食事のシーンなどが描かれている本は、夜中に読むのは危険ですよね。
    本作は親友の長谷との繋がり、長谷とクリの繋がりに、いろいろと深い物があったように感じられて
    そこが読み心地を、優しくさせてくれていたように思いました。