大黒柱の家は、今週いっぱいで木工事、つまり大工さんの工事が終わる予定。
と言うことなので、最後の追い込み状況を確認がてら、階段工事の様子を見てきました。
ストリップで組み上げる階段は、大黒柱との取り合いもシビアで、ガチガチの寸法。
でもそこは大工さんの腕の見せ所!
ふつうなら、いったん端の小さな部分を切り取って踏み板をはめ込み、あとから糊や釘で切り取った破片を取り付けなければならないような部位も、そんなことをせずに上手に取り付けられていました。
たぶん普通の人には分かり難いと思いますが、これはとっても見事な作業なのです。
↓ ここ
階段は今日中には組みあがる予定です。
最後の追い込み、怪我しないように頑張ってください!
ちなみに「ストリップ階段」という言葉をよく使いますが、これは階段の向こう側が透けて見える階段のことを指しています。この家の階段は、まさにストリップ階段ですね。
なぜ向こう側を見せるのかと聞かれれば、それぞれの建物ごとに理由はあると思います。
デザイン的な理由とか、材料の節約とか、風の流れを考えてとか、愛するご主人の顔を階段越しにでも見ていたいとか?
この家に関して言えば、見せることで開放性を感じたかったからと言う事が一番。
あとはデザイン的なことや、その他。
でも理由は必ずあるのです。
その理由を考えながら雑誌やTV番組を観ると、自分の家を建てるときの参考になると思います。