Diary 2003年6月29日

日付が明日に変わる頃、窓から風に乗って何かの香りが運ばれてきた。何の香りだか思い出せないが、なんだか懐かしくて、柔らかい香りだった。ひょっとしたら花の香り?だったのかもしれない。香りは直ぐに消えていく。
なぜか物悲しくて、ふと、会えなくなった人を思い出す・・・・・・・・・・・・・そんな夜もある。

ときどき・・・そう、ほんのときどき、生きる意味を考えてみたり、過ぎ去った時や人を思い浮かべる瞬間がある。
ただ有るだけで、それ以上でも、それ以下でもない。


「別に疲れちゃいないさ」と、自分に言い聞かせる夜。