自分の土地に車を入れるため、家の前の道路内にある階段を、最低限だけ削りスロープとする。そして現在は1.8mしかない出入口幅を、車の出入りに支障が出ない幅まで広げたい。道路内に設けられているネットフェンスも一部を削除する必要があるし、ついでに連続するフェンスも見栄えの良いものに交換したい。
そんな希望を叶える許可申請が、「自費工事」という手続き。地域の同意を得た上で、道路管理者に許可を貰う。そして全て自分の費用で、工事を行うから自費工事という。この手続き、なかなか厄介なケースもあるのだが、今回はスムーズに進んでいる……と、思う。
偶然だが隣の土地でも、何やら工事が行われている。お隣さんは、そんな面倒な手続きも要らないようで順調そうに作業していた。見知った職人さんも居たが、声を掛けずに、ひたすら階段幅やフェンスの高さを測る。なんせこちらの作業は、急を要する事情があるので。
近いうちに隣の工事現場にも挨拶をする必要があるが、どのタイミングかを探っている最中。狭い道路に面する土地で、二軒の工事現場が隣り合うと、当然工事車両の出入りや騒音・振動などで、ご近所さんのストレスの原因にも成りかねない。そうはしたくないので、いろいろと気を使うのです。