Diary 2004年8月15日

高校野球で盛り上がり、オリンピック観戦で寝不足の朝、今日は59回目の終戦記念日。
オリンピックが平和の祭典として大いに盛り上がりを見せる。個人的には柔道の活躍に手に汗を握る!だから寝不足。

でも、そんなオリンピックから目を移せば、沖縄では大学構内に米軍のヘリが墜落する事故がおきている。
幸いにも怪我人は出ていないが、警察が事故原因を探ろうと調査する事さえ出来ない有様。なんでも米国が、その調査・現地保存の権利を有しているからと主張され、事故機に近づく事も出来ないらしい。

ヘリが墜落したのは、紛れも無く日本の大学の構内。基地の中でもなければ、海でもない、街のど真ん中での事故なのに、それでも日本には触る権利が無いと言う。仮に、落ちたのが大学では無く、高校や小中学校のグランドであって、教師や子供に死傷者が発生していたとしても、ひょっとしたら同じように「日本には調査する権利が無い」と言われたかもしれない。仮の話をしても仕方が無い事だし、現実的に怪我人が無かった事は不幸中の幸いだが。


ただ、私は沖縄人ではないから分からないが、ひょっとすると沖縄は、今もまだ戦時中なのかもしれないと感じてしまう。
オリンピックで“日の丸”が高々と掲げられるのと同時に、同じ日本の中でも、59年前から何ら時が進んでない場所が有ると言うことも、チャンと知っておくべきかも知れないと感じる朝。