Diary 2005年2月24日

連日、Livedoor対フジテレビの綱引き報道が賑やかだけど、他にもっと大事な事ないの?
あんな事を躍起になって報道しあっていること自体が、「報道のモラルの低下」だと思うけど。近所の井戸端会議で、噂話に花咲かせているのと何ら変わる所が無い・・・・・・・・・・・・・レベル低過ぎ。

そんな事より、たとえば「京都議定書」の方が、よほど大事。その中身を知る事や、自分達に何が出来て、子供達に何を残していくのかを考える方が大切な筈。「地球の環境など我が国は知らんよ!」と頬かむりをする大国の意図や、世界最大のCO2を排出しながらも、「うちは先進国じゃないから」と逃げを打つ国の事。

例えば家を建てる時、自分の家の有り方で地球環境にどう配慮するのか、しないのか。そう言う事を考えてみる機会だって必要だと思う訳だ。

「人は人を外見や表面上の言動だけで評価する」と言う醜悪な風潮を、面白おかしく報道するメディアのネタを垂れ流している茶の間ではなく、ほんの一時、なんで地球の環境は壊れかけているのか、どう歯止めを掛ければ良いのかなんて話を、真面目に話し合ってみる時間の方が、よっぽど大切な筈。

たとえそれが、何の力にならなくてもだ。
人間、無駄な事に一生懸命打ち込む事だって必要だと思う。

京都議定書の中身と言うのは、そう言うことを一人一人が、あるいは家族が、会社が真剣に考える時間を持とうよ!と言う事。そう言う事を、チャンと説明するのが21世紀のメディアの使命であり、それ以外はブゥーーーだ!