10年後のメンテナンス-北庭を愛でる家

2006年に完成した小田原市内に建つ「北庭を愛でる家」。10年が経ち、外部に設置した木製格子のメンテナンスの御相談をいただいたので、久しぶりに訪ねてきた。

御家族の皆さん、お変わりなくて何より。そしてあの当時、赤ちゃんだった娘さんが、走り回っていることに驚いた。本当に、10年ひと昔なのですねぇ…。

北庭を愛でる家 2006 

それはさておき、御連絡いただいた箇所を拝見すると、たしかに数本の格子がグラついていた。このまま放置するのは危ないと考え、なかでも危ない二本の格子を撤去。グラグラしていた原因は、格子を留めているビスが錆びたせいだと判明した。

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格子を留めているスチール製のバーとステーには、問題が無い。改修の方針としては、撤去した二本だけを交換するのではなく、木製格子の全てを撤去して新しい物に交換するということで決まり。(勿論、見積もりした額にも拠るが)

また、今は設けていない場所に、新たに扉を設置したいとのご要望もいただいた。ちなみにこれは、ご家族が増えたための要望。10年経つと、いろいろと変わるのですね~。

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ですがこうして10年経った今でも、御連絡いただけることは、ありがたいことです。現在設計中の建物でも、10年後に同じように御相談をいただけるよう頑張ります。