Diary 2005年10月12日

村上ファンドの村上さんのコメント、選挙前の獅子丸そっくり!
「国民の声を!国民に問いたい!」と、郵政民営化ただ一点に焦点を絞り、その他の事は何も問題が無いかのように話していた。個人的には「論点、あるいは問題点のすり替え」としか取れない手法で。

村上氏も同じ。
「ファンの声を聞きたい!ファンに問いたい」と言っていたが、彼の言うファン声とは「ネットの投票」とか「公式BBS」とか、その程度。阪神ファンでネット環境を持つ人が全体の何割居ると思ってるの?またその中で、村上氏が言う投票や公式にアクセスする人は何割居るの?ファン全体から見れば1/50?それとも1/100ぐらい?いやもっと少ないかもしれない。

また株価は公式ファンクラブの年会費より下げるとか言っているけど、それだって入会している人の方が絶対的に少ない筈だよ。だってファンクラブの会員数って、せいぜい15~6万人程度の筈。でもその会費を払わずに球場に行って、楽しんでいる人だって居ると思う。

自分が持っている環境、あるいは資産や価値観で物を言い、それがあたかも「全阪神ファンの声」であるかのように話されるのは些か不快。主観は何処まで行っても主観であり、客観であるかのように発言するのは気持ち悪い。


20年前ぶりに日本一を目指すこの時期、2年前の雪辱に燃えるこの大切な時期に、何がファンの為なの?詭弁も良いとこ。それなら「金儲けの為に阪神を利用させて貰う」と言った方がまだ分かりやすい。

頼むから日本シリーズが終わるまで黙っててくれ。(怒)