Diary 2006年3月22日

米米クラブ 期間限定の再結成!だそうな。
チケット取れないかなぁ・・・・・・この近くだと横浜アリーナ辺りかな?観たい・・・・・弾けたい・・・・・・そして歌いたい~♪


★たまには“本のサイト”らしく(違うって)、本の事など書いてみる。なんだかここんとこバタバタしているので、あまりへビーな本は読めなかった。だからロアルド・ダールの「魔女がいっぱい」なんて本を、サラッと読んでみた。

この人、「チャーリーとチョコレート工場」の原作者で、「チャーリー」の前の作品だと思う。「チャーリー」の原作も持っているし、映画も見たけど「やっぱりこの作者変わってるわ~」って感じの読後感。
子供向けの本で、こんな終わり方で良いのか?って気がしなくも無いが、まぁ良いんでしょうねぇ~。
次は「チャーリー」読もっと!

・・・・・・・と言いながら、東野さんの「レイクサイド」を読み始めた。まだ途中だから感想は言えないけど、東野さんの良い所は文章が読みやすいところ。例え人物描写が不親切で誰が誰だか分からなくても、例え「ええ~こんな事は有り得ないだろ~」と言う無理な設定であっても、文章全体が読みやすいので、なんとか読めてしまうところ。これ、ある意味重要。
(別に作品をとやかく言っている訳ではない・・・・いや言ってるかな?)
兎に角、不可解なまま事件は続くのであった・・・・・・今夜には読み終わるかな?


さて前フリはここまでにして、本題に入るが私は怒ってます!!!
少し前までは、ただ悲しんでいただけでしたが、悲しみを通り越したら怒りになりました。
それは、なんで「室内」は休刊するんだよ~~~!

山本さん、どうしたんだよ~~、何で休刊しちゃうんだよ~~~、悲しいよ~、寂しいよ~~~。
そりゃあ~山本夏彦さんは偉大だったし、その偉大さが有ったから出来た事も沢山有るのは分かるけど、でも休刊はひどいよ・・・・・・私が室内から一体どれだけ多くのことを教わった事か・・・・・・・・・・

デビューしたばかりの安藤忠雄さんを知ったのも室内なら、尊敬する故倉俣史朗さんを知ったのも室内だし、山本理顕ちゃんだって、故毛綱のモンちゃんだって、みんなみんな室内で出会った人達ばかり。安部譲二さんが「塀の中の」を書き始めた時だって、どんなに驚かされたことか。

とある酒の席で出久根達郎さんと一緒になった時も、「おっ!室内で書いている出久根さんだ!」と喜んだ事さえある。
それが・・・それが・・・休刊は無いじゃないか・・・・、これから楽しみの一つが消えてしまうでしょ・・・・・。

いつもそうだ、私が面白いと思って読んでいる本は、みんな休刊したり廃刊したりしてしまう。
「ICON」だって「都市住宅」だって、「現代建築」だって「SD」だって、みんなみんなそうだ!私が楽しみにしている雑誌は、いつだって消えていく。

捨てちゃったじゃないか・・・去年の引越しの時、今まで持っていた室内のバックナンバー・・・・・・捨てちゃったじゃないか。
どうすんだよ~、もう会えないじゃないか・・・・もう読めないじゃないか・・・
休刊なんでしょ?じゃあ再開してよ、絶対絶対再開してよ!

室内は建築界の中では異色中の異色で、つんと清ました建築界に対して斜に構え、「へっ くだらねぇ!」と啖呵をきっているような所が凄かったんだから。机上の空論ばかりを重ねる建築家に対して「土はこうやってこねるんだよ!」みたいに言いながら、手をドロだらけにして建築を、デザインを語っている所がカッコ良かったんだよ。

だから石山さんみたいな人が何時でも屯していたし、藤森さんや六角さんや矢田さんなんかが、普段着のままで建築を語っていられた場所だったのに・・・。

きっと何時か帰って来て下さい。次の世代の建築を、デザインを志す人達の為に。