昨夜、レイトショーで、映画『聖の青春』を観て来た。映画が終わったのは23時、余韻に浸ったまま家に帰る。原作を読んでいたので内容は知っていたが、村山さんの生き様に感動する以上に、映画の中の羽生さんのカッコ良さに驚いた。NHK杯の終盤で、勝ちを決める村山さんの一手を指し間違えてしまう。その姿を観て、対局中にも拘らず不覚にも涙する羽生さんに、グッと来た。秦基博さんが歌う主題歌「終わりのない空」も良かった。熱い映画でした。ただ「2七銀」が最後の言葉とは哀し過ぎる。そして子が親より先に逝くことは、何よりも辛すぎる。
エンドロールに、撮影協力小田原市とあったが、あれはさて何処だったのだろう。