解体中の現場の床下から見つかった、謎の火鉢。「なぜこんな場所に、こんな物が?」と、現場で悩んだのだが、手水鉢のような使い方が出来るかもしれないと考え、捨てずに残しておいた品。後日、底にぽっかりと穴が開いていることが分かり、これでは水を貯めておくことも出来ないと判明。使い道とその正体に悩みながらも、敷地の片隅に残してある。
が! ひょんなことから、その正体が分かった(と、思っている)。これ、たぶん昔の炬燵です。使い方は床下に穴を掘り、その中にこの火鉢を設置する。火鉢には炭を入れて、その上から布団をか被せて暖を取る。勿論、足が触れると危ないので、木製格子の蓋を載せて足を守ると言った感じ。たぶんその炭を入れていた火鉢なのでしょう。だから居間として使われていた部屋の床下から出て来たんだ! と、一人合点している。
ちなみに、TVを観ていて発見した。山間の古い家の炬燵が、まさにこんな感じの品だったのを観て、察したと言う話。火事の危険などは勿論あるけれど、炭を熱源にしていた筈なので、たぶん立派な「遠赤外線仕様」だと思う。正体が分かってちょっとスッキリ。
問題はこれの使い道なのだが、その答えにはまだ辿り着いてはいないのだが…..。