Diary 2006年10月29日

殺人!ザ・東京ドーム/岡嶋二人 著 読了

巨人VS阪神の3連戦が行われる初日、東京ドームには5万3千人のファンが入場していた。
ところが盛り上がるドーム内で、南米産の猛毒クラーレによる無差別殺人起こる。そして次の日も、その翌日も同じようにクラーレの塗られた矢で殺人が行われた。

奔走する警察を尻目に、犯人は手がかりさえ残さない。しかも東京ドームでの野球開催を中止することも出来ずに、捜査陣は時間との戦いになる。その上、便乗犯までもが現れ、事件は混迷を深めていく。犯人の目的は?そして第四の凶行を止めることは出来るのか?

これは東京ドームが完成した時に発表された、言わば「企画本」ですが、今読んでも十分楽しめjました。テンポの良さと、野球を知らない人が読んでもしめる書き方がされており、悩まずに読めました。流石、岡嶋二人!と言ったところ。
ちなみに、阪神の岡田(当時まだ現役だった現阪神タイガース監督)が、バッターボックスに立つシーンがあります。ここでの岡田は、物凄く重要な役割をしており、その一球一打に、手に汗握ります。また、阪神ファンに限っては、「岡田打てー!」と、騒いだり、騒がなかったり・・・・・(笑)


続けて、岡嶋二人の『そして扉が閉ざされた』に、突入します。

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