建築探偵桜井京介 館を行く/篠田真由美著 読了
建築探偵シリーズの主人公・桜井京介が、作家の篠田氏と一緒に、日本各地の有名な明治建築を訪ねて回る建築探訪記。
ミステリーではなく、建築に特化した内容。特に明治建築限定なので、その頃の建物が好きな人にはツボな一冊。ただし、桜井京介が好きな人には微妙(笑) やっぱり殺人事件の現場(つまり小説の中の京介)と、平和に建物巡りをしている京介のキャラが違うのは当たり前。
個人的には、篠田さん自身が書く、ご自身の日記のキャラとも違っているような・・・(笑)
でも、つい先日まで、「明治建築が云々」とか「儀洋風建築が・・・」と、書いていた私にはツボでした。出来ることなら、もう少し前に読みたかった・・・・・・・いろんな意味で。